Power Apps Assert 関数の使い方と解説

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概要

Power Apps のキャンバスアプリの関数・プロパティの解説と実際の使い方に関する記事。 今回解説する関数は Assert 関数になります。 また、この情報は 2020/7/5 時点の日本環境でのものとなります。

Assert 関数とは

公式より

アサーションは、テストにおいて true または false に評価される条件または式です。 式が false を返す場合、テスト ケースは失敗します。

つまり、 Assert はキャンバスアプリで利用する関数ではなく Test Studio で利用する関数になります。 Test Studio とは キャンバスアプリでのテストを自動化するツールです。そちらで利用する関数になります。 Test Studio に関しては別途解説いたします。

書き方

書き方は以下になります。

Assert(expression, message)

実際に値を入れると以下になります。

Assert(lblResult.Text = "Success","ラベルの値が Success であることを確認 lblResult.Text:"&lblResult.Text)

といった具合になります。

使い方

実際には以下のような場面で利用することになるかと思います。

テストの自動化はアプリケーションを素早く改善するには必須の作業になってきます。新たな機能を追加するたびに、何度も主導でテストをしていては時間もかかり、バグを作る原因にもなってしまいますので、ぜひテストの自動化にトライしてみてください。

まとめ

Assert 関数とは以下のような特性を持っています。

  1. Assert 関数 はテスト結果を判定します。
  2. Assert 関数 はキャンバスアプリで利用する関数ではありません。Test Studio で利用する関数です。
  3. 自動テストは素早くアプリケーションの改善を行うには必要になります。

参考

公式ドキュメント