Power Apps Calendar 関数の使い方と解説

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概要

Power Apps のキャンバスアプリの関数・プロパティの解説と実際の使い方に関する記事。 今回解説する関数は Calendar 関数になります。 また、この情報は 2020/7/13 時点の日本環境でのものとなります。

Calendar 関数とは

公式より

Calendar 関数は、現在のロケールに関する情報を取得する関数です。

Calendar 関数は実行者の環境のロケール(国)のカレンダー情報を取得することができます。

書き方

書き方は以下になります。

Calendar.MonthsLong() // 月のリストが取得できます

他には

Calendar.MonthsShort() // 月のリストが取得できます
Calendar.WeekdaysLong() // 曜日のリストが取得できます
Calendar.WeekdaysShort() // 曜日のリストが取得できます

のように指定することも可能です。

日本環境の場合は Long と Short で違いはありませんどちらも以下のように返します。 月の場合はどちらを指定しても

["1月","2月","3月","4月","5月","6月","7月","8月","9月","10月","11月","12月"]

曜日の場合は

["日曜日","月曜日","火曜日","水曜日","木曜日","金曜日","土曜日"]

と返します。

因みに、英語表記の場合は以下のように変化します。

MonthsLong

[ "January", "February", "March", "April", "May", "June", "July", "August", "September", "October", "November", "December" ]

MonthsShort

[ "Jan", "Feb", "Mar", "Apr", "May", "Jun", "Jul", "Aug", "Sep", "Oct", "Nov", "Dec" ]

WeekdaysLong

[ "Sunday", "Monday", "Tuesday", "Wednesday", "Thursday", "Friday", "Saturday" ]

WeekdaysShort

[ "Sun", "Mon", "Tue", "Wed", "Thu", "Fri", "Sat" ]

使い方

実際には以下のような場面で利用することになるかと思います。

Calendar 関数は利用頻度は低いですが、自力で変数等で作らなくても用意されているので、月や曜日を利用する場合はこちらを利用するようにしましょう。

まとめ

Calendar 関数とは以下のような特性を持っています。

  1. Calendar 関数 は月や曜日を返します。
  2. Calendar 関数 は日本では Long Short どちらを指定しても変化はありません。

参考

公式ドキュメント