クラウドフローの設定の中の「セキュリティで保護された入力」「セキュリティで保護された出力」をオンにすると何が変わる? #PowerAutomate

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クラウドフローのセキュリティ保護設定について

クラウドフローを使用する際、セキュリティは非常に重要な要素です。今回は、クラウドフローのセキュリティ保護設定に焦点を当て、その設定がフローの実行履歴にどのような影響を与えるのかを詳しく解説します。

動画

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セキュリティで保護された入力と出力

クラウドフローの各コネクターには、「セキュリティで保護された入力」と「セキュリティで保護された出力」という設定があります。これらは規定ではオフになっており、変更することで実行履歴に影響を及ぼします。では、具体的にどのような変化があるのでしょうか。

出力の保護をオンにした場合

出力の保護をオンにすると、実行履歴における出力の結果が表示されなくなります。これは、出力結果を含むアクションにも適用され、結果が隠されます。ただし、出力結果ではなく、その中のプロパティのみを利用している場合は、引き続き表示される点に注意が必要です。

入力の保護をオンにした場合

次に、入力の保護をオンにした場合を見てみましょう。この設定を有効にすると、入力の結果も同様に表示されなくなります。

両方の設定をオンにした場合

入力と出力の両方の設定をオンにすると、両方の値が保護され、実行履歴には何も表示されません。テストの結果だけでなく、実行履歴からも値は隠されます。

設定をオフに戻した場合

最後に、両方の設定をオフに戻した場合の動作を確認します。設定をオフにすると、実行履歴は通常通り表示されます。しかし、セキュリティ保護の設定をオンにしている間に実行された履歴は、値が表示されない状態のままです。

必要に応じて設定を行い、データの安全性を確保しましょう。

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