Power Apps Abs 関数の使い方と解説

概要

Power Apps のキャンバスアプリの関数・プロパティの解説と実際の使い方に関する記事。 今回解説する関数は Abs 関数になります。 また、この情報は 2020/6/29 時点の日本環境でのものとなります。

Abs 関数(絶対値)とは

公式より

Abs 関数は引数の負以外の値を返します。 数値が負の場合は、Abs は対応する正の値を返します。

つまり、 Abs 関数で指定した値はマイナス値を整数に変換する関数です。また、正の値を指定した場合はそのまま正の値に変換します。

そのため、単に値に対して -1 を掛けることとは違います

あくまでも 負の値を正の値に変換するという関数です。

また少し便利な点として、テキスト、テーブルを指定することもできます。

書き方

関数の書き方は以下になります。

Abs(値)

実際に値を入れると以下になります。

Abs(-1) // この場合表示は 1 となります。


また値は数値だけではなく以下のようにテキストを指定することも可能です。

Abs("-1") // この場合の表示も 1 となります。


解説でもありましたが、値は数値に変換されるため以下のように指定することも可能です。

Abs("-1") + 1 // この場合表示は 2 となります。


また、数値のみのテーブルの値を変換する機能もあります。

Abs([1,"-1",-1]) // すべて1で表示される

使い方

実際には以下のような場面で利用することになるかと思います。

  • マイナス値の入力を許さない場合
  • 距離を計算する場合(例えば西に 2m も 東に 2m もどちらも同じ 2m として計算したい場合等)
  • キャンバスアプリ内の座標の計算

実際にはこれら以外にもあるかと思います。

まとめ

Abs 関数とは以下のような特性を持っています。

  1. Abs 関数は 負の値 を 正の値 に変換する関数
  2. Abs 関数は 数値、テキスト、テーブル を指定することができる
  3. Abs 関数は 距離計算やアプリ内の座標計算などに利用できる

参考

公式ドキュメント