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Power Apps で N 番目のデータをとってくる方法は?FirstN と Last はもう古い??

概要
Power Apps で 3番目のデータを表示したい、とかよくありませんか?そんなN番目のデータを Power Apps で表示するには今までは FirstN 関数と Last 関数を組み合わせて行っていました。しかし別の関数を使うと実はもっと簡単にできます。今回はその関数を解説します。
また、この情報は 作成バージョン 3.22041.23 から利用できます。(2022/04/08 時点での推奨は 3.22034.17)そのためもし早めに機能を試したい場合はご自身でバージョンを変更する必要があります。
作成バージョンの変更方法は以下になります。
任意のバージョンの Power Apps Studio を使うには!? 実はあまり知られていないバージョン変更の方法
Index 関数
その関数は Index関数 と呼ばれている関数です。この関数を使うと指定した N番目のデータを簡単に取得することができます。
使い方は以下のように使います。
Noticed a new Power Apps function "Index".
— Reza Dorrani (@rezadorrani) April 7, 2022
Easily get the item in a collection or Table by providing the index.
No more First(LastN) or Last(FirstN) #PowerApps #PowerFx pic.twitter.com/kvUU3Oib8f
Index(["リンゴ","バナナ","メロン"],2).Value // バナナと表示されます
特徴としては、配列やアレイと違ってインデックスは1から始まるという点でしょうか。そのため、上記の式でリンゴを表示したい場合に Index に指定する数字は “1” になります。
今までであれば、 直感的にできなかった作業が Index関数の登場でより直感的になりましたね。この関数にはこれからお世話になりそうです。
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