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Power Appsのドロップダウンのクラシックコントロール vs モダンコントロール - それぞれでできることとできないことの違い #PowerApps
 
                
                
                
                概要
Power Appsのドロップダウンのクラシックコントロール vs モダンコントロール - それぞれでできることとできないことの違い #PowerApps
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Power Appsのドロップダウンコントロール:モダン vs クラシック
今回は、モダンコントロールとクラシックコントロールの違いに焦点を当て、それぞれの特徴と制限を解説します。
選択肢の設定
モダンとクラシックの両コントロールで、選択肢の情報はItemsプロパティにテーブル形式で指定される点は共通しています。しかし、クラシックコントロールにはOnSelectプロパティが存在し、ユーザーが選択を行った際(正確にはドロップダウンをクリック、タップした際)のアクションを定義できますが、モダンコントロールにはこのプロパティがありません。使用用途もそこまで高くないため、特段そこまで困らないかと思います。
初期値の設定
初期値の設定方法にも違いがあります。モダンコントロールではDefaultSelectedItemsプロパティにテーブル形式で、クラシックコントロールではDefaultプロパティに文字列で指定します。どちらのコントロールも初期値を指定していない場合、Reset関数で初期化すると、モダンは選択肢が外れ、クラシックは最初の項目が選択される動作となります。モダンコントロールの場合、テーブル形式の指定ですが、複数の値を選択することはできません。
選択の解除
クラシックコントロールにはAllowEmptySelectionプロパティが存在し、これをtrueに設定すると、選択した項目を再度選択することで解除が可能です。一方、モダンコントロールでは一度選択した内容はReset関数などを使用しない限り解除できません。
選択値の取得
選択した値の取得方法も異なります。モダンコントロールではSelectedプロパティまたはSelectedItemsプロパティで取得可能ですが、クラシックコントロールではSelectedプロパティまたはSelectedTextプロパティで取得します。基本的に1つしか取得できないので、 どちらも Selected プロパティを使うようにしておけばさほど違いはありません。
デザインのカスタマイズ
最後に、デザイン面での違いとして、背景色や角の丸みなど、設定できる値に差があります。モダンコントロールはより洗練されたデザイン設定が可能で、アプリケーションの見た目をより魅力的にすることができます。
Power Appsのドロップダウンコントロールを選ぶ際には、これらの違いを理解し、アプリケーションの要件に最適なコントロールを選択することが重要です。
 
            
        
     
            
         
      
      
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