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Power Platform CoE スターターキット Center of Excellence Innovation Backlog について

概要
本記事は 2022/04/06 時点での内容です。
CenterofExcellenceInnovationBacklog
Center of Excellence Innovation Backlog (以下システムとも記載)は以下のような特徴を持っています。
- アイデアや要望を募集することができる
- コストや価値などの入力が可能
- メインは 入力用のアプリ + 管理用のアプリの2つで構成されている
前提条件
また、本記事は Dataverse for Teams 環境にセットアップし、Center of Excellence Core Components Teams がセットアップされていること
セットアップ
まずは Dataverse for Teams 環境へ CenterofExcellenceInnovationBacklog_2.5_managed.zip をインポートしましょう。
次に必要な環境変数を設定していきます。 今回はいずれの環境変数も入力せずにインポートします。
InnovationBacklogAppURL
入力: 入力なし
メールで送信される際に使われるアプリのURLになります。アプリインポート後にしか設定できないため、インポート後に設定しましょう。
インポートが完了したら、以下のようにソリューションとして表示されます。 以上でインポートは完了です。では実際に動作を確認してみましょう。
機能概要
Center of Excellence Innovation Backlog は 2 つ のアプリと 2つのクラウドフロー、そして 15の Dataverse で構成されています。
Innovation Backlog
イノベーション(新しい切り口や技術革新)のアイデアや要望を入力し、Power Platformの開発者がそれを見つけて実行し、そのイノベーション作業のビジネス価値を導き出すために利用するアプリです。つまり、アイディアを募集し、それを Power Platform 開発者が開発を行い、ビジネスを効率的に改善するためのアプリです。
費用対効果まで設定が可能です。
追加するとこんな感じです。
作業に入るとアサイン(作業担当者)が決められたり、ステータスを変更するとコスト等も入力させます。
非常に使いやすく、すぐにでも導入できそうなソリューションですね。
Innovation Backlog Admin
上記のアプリのデータをクリーンナップするための管理アプリです。 データを削除したり、マスターを新たに追加したりできるアプリですね。
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