Power Platform API がプレビュー公開されました

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概要

本記事は Introducing Microsoft Power Platform API (preview) を日本語訳したものになります。

内容

年々、Microsoft Power Platform の機能は飛躍的に向上しています。大規模にテナントを管理しようとする管理者にとって、これは従来、Power Automate の Power Apps Administration PowerShell モジュールや Power Platform for Admins 管理コネクタなどのツールを検討することを意味していました。 管理者や API 愛好家のコミュニティは、これらのツールを動かす REST API の完全なドキュメンテーションを求めていますが、Power platform 内の各製品領域には、異なる認証メカニズムを持つ独自の API があり、公開されているのはそのごく一部に過ぎません。 このドキュメントのギャップを解消し、最終的には PowerShell モジュールとConnectorの自動更新をサポートするために、2022年3月31日よりMicrosoft Power Platform APIのパブリックプレビューを導入しています。

Power Platform API は、プラットフォームの各機能領域の内部API を調和させるゲートウェイまたは単一のAPI サーフェスとして機能します。これにより、お客様が使用できる単一のエンドポイント (例: api.powerplatform.com) と、Azure Active Directory から要求できるアクセス許可とクレームの統合セットが作成されます。 また、この新しいゲートウェイでは、新しい技術リファレンスドキュメントが自動的に更新されるため、常に最新の機能に更新されます。これは次の場所にあります。

各機能領域は、名前空間と呼ばれるグループにきちんと収集されます。各名前空間には、指定した環境で azure の従量課金機能を有効にするために使用できる Licensing 名前空間の Billing Policies などを管理するリソースが含まれています。 テクニカル リファレンスに加えて、Azure Logic Apps で REST API を直接使用する方法を示す、AppSource からのアプリケーションのインストールに関するステップバイステップのチュートリアルも用意されています。


このチュートリアルでは、Power Platform CLI で同じ操作を行うための簡単なコマンドも示します。これは、2 月の Power Platform CLI の最新情報で説明した Power Platform API を利用する、管理者が利用できるツールの優れた例です。


今後は、リリースプランにさらに名前空間を追加して、リリースプランの到着を予測できるようにします。機能のパリティ(? 同等? 同格?)が広がったら、このゲートウェイの自動化を使用して、PowerShell と Connector の新しいバージョンを生成し、Power Platform APIの機能を常に最新の状態にすることを検討します。

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